【書評】佐藤優 読書の技法!年間500冊読書が恥ずかしい!
こんばんわ!年間500冊読書文豪の孫です。
いつも誇らしげにこの名前を使っているのですが、今回はとても恥ずかしい。
なぜかというと今回紹介する本の作者は月500冊本を読んでいるという人なのだ。そんな彼の読書の方法を紹介していきます。
この記事を読んでわかること
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どんな本なのか
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正しい読み方
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正しい選び方
この記事を読んでほしい人
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読もうか悩んでいる方
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速読ができるようになりたい
目次
書籍紹介
彼、自身の本の読み方についての内容。
正直めちゃくちゃ良書で今までの時間がいかに非効率だったのか気づかせてくれた。
本の感想
恥ずかしい話、読むのが速いほうではないし頭もよくないのでメモを取って、なんとかみなさんの人生のヒントになるべく記事をせこせこと書いてきた。
そんなときこの本に出合った。何冊かこれ系のhowto本は目を通したが、訓練が必要だったり、小難しくて好きになれなかった。
でもこの本はとても内容が入ってきた。それぞれの技法の目的が明確化されており、実践で使えるものばかりだ。
何かを学ぶとき、自分の力でどうにかすることはやめるべき。
絵がうまくなりたいなら、画家に、歌がうまくなりたいなら歌手に教わればいい。
そんな当たり前に気付かせてくれた一冊。
稚拙ですが、少し紹介させてください。
【書評】解説と良かった部分
- どのように読んでいたのか?
- 読み方は基本三種類
- ノートを作れ
- 基本が知りたいとき何を読むべきか
- 漫画と小説
①どのように読んでいたのか?
著者は月300~500冊読んでいる。
内訳は、
熟読5~10冊
超速読240~250冊
速読50~60冊
つまりほとんどをめちゃくちゃ短時間で読んでいるという事。
速読とは内容をしっかり学ぶものではなく、必要のない本を捨てるためにあるというのだ。
化け物ですね。数が桁違い。でも私もそうなりたい。知識欲はあるが数読めていなかったので興味が湧いてきました。
③読み方は基本三種類
熟読の目的
ある分野が知りたいとき基本的なことは熟読によってしか知ることができないと著者はいう。
しっかりと読むことが大切ではあるが、読み切るにはとても時間がかかる。
選ぶのが重要ですね。
私はすべての本をしっかり目を通し、何となく知っているところは飛ばすやり方だった。がもう少し考えなくてはいけないと思った。
速読の目的
熟読するためのリハーサルのようなものだ。まず速読をしその本が熟読するほどのものか決める。
速読の本を何冊か読んだがこんな考えははじめてだ。
この方が効率的で無駄がないのでとても良いと思いました。
つまらないけれどせっかく買ったからといって読んでいた自分を呪いたいものだ。
超速読の目的
- 自分に必要かどうか
- どの部分を読めばいいかわかる
熟読する本か、速読する本か、超速読で十分だったのか決める。
それぞれのやり方はぜひ本を読んで見てください。
④ノートを作れ
すぐに忘れてしまうのでノートにまとめて、使える知識を手に入れるべきであるということ。
記憶の定着には時間がかかるためまとめておく必要があるのだ。
ノートの作り方はぜひ本を読んでいただきたい。
⑤基本が知りたいとき何を読むべきか
著者は教科書と参考書を読むことをおすすめしている。本を読むときにまず必要なのは初歩的なことを知っているかどうか。
その上で自分の知識に足りているかどうかを図ることができるのは教科書と参考書を眺めることだという。
確かに今、見返してみると教科書には全て詰まっている。
私もはじめてのジャンルのものは「初心者向け」「0からはじめる」と書いてあるものを選ぶようにしている。
いきなり背伸びしても得はない。
⑥小説とマンガ
どんなときでも、息抜きがなくてはならない。
まじめで重たい内容ばかりだと脳が疲れてしまう。たまには息抜きのため軽い内容のもの。
漫画で知識を得ようとするのはやめた方がいいと著者は言っている。
「間違った歴史を知ってしまう可能性があり、余計な感情移入する可能性もある」とのこと。
すべてに意味はある。いろいろなジャンルの事を知るべきですね。
私のおすすめは東野圭吾、住野よる、約束のネバーランド、キングダムなど。
最近、自己啓発、ビジネス書ばかりだったので自分も息抜きに読もうと思った。
合わせて読みたい
効果メリットについての記事
電子書籍か紙媒体どっちが良いか比較しています。
まとめ
- 速読とは熟読のために必要な読み方
- 基礎知識を知ってから専門的なことを学ぼう
- 記憶の定着のためにノートを作ろう
- 小説や漫画は息抜きに必要
基礎が全て詰まっている。
自分自身はとても勉強になりました。これを機にもっと多くの活字に触れることができる気がしています。
生涯何冊読めるのかわからないが、これを読めばあなたの読書ライフの効率は確実に上がる。読書の技法のページ
様々な速読の本を読んできたが一番納得がいきました。
なぜ速読をするのかわからずモヤモヤしていたがスッキリできた。
読み始めた人には少し専門的だ。
読むことに慣れてきてからのステップアップにおススメの一冊。
この方法を手に入れているかどうかで今後の人生の効率が全く変わってきます。
余談ですが、今回Kindleで拝見させていただいたのですが、実家に本がありました。
ちゃんと確認してから購入しましょうね(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた。
何冊か紹介しておきます。是非一読ください。